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名のないのぶろぐ

日常の出来事であったり、趣味的なものであったり、まぁなんでも色々とのんびりと書いていっているブログです♪

B29撃墜記 夜戦「屠龍」撃墜王 樫出勇空戦記録 

「B29撃墜記 夜戦「屠龍」撃墜王 樫出勇空戦記録」
という本を読みました。

表紙はコレ
20080108.jpg


タイトルの通りで、陸軍戦闘機エースパイロットの
樫出勇(かしいで いさむ)氏の空戦記録です。
華々しさ等は、一切なく淡々とその時その時の戦場の
様子が綴られています。

私は、日本軍はB29に対しては、手も足も出ずに
されるがままになっていると思っていたのですが、
これを読んで、「そんな事は無かったんだ!!」と
静かに驚きました。

「屠龍」は超高高度になると、コクピット内が-20℃にもなる等
豆知識的な事を始めとして、37mm砲を搭載した「屠龍」を操り
迫りくるB29編隊に突っ込む様子、100m以内に接近して必殺の
一撃を放つ様子、命中した後のB29の様子等等など、
淡々ながら、はっきりと様々な状況が書かれています。

要地を守る為に、体当たりをしてまで任務をまっとうしようと
した仲間の事も書かれています。その純粋な使命感というか
責任感には感動しました。この本では、「野辺軍曹」「木村少尉」を
始めとして複数の名前が出てきます。樫出氏はその時の
心境も書かれているのですが、体当たりおこなった
パイロットとその同乗者は何を思って、「体当たり」を
決意したのでしょう?
パラシュートでの脱出も選択肢としてあったはずなのに・・・・・。
(当時はパラシュートを装着せずに空に上がった人も多かったらしいですが)

撃墜したB29の搭乗員の事も思ったりと、人間味のある
文章もあったりで、読んでみて、色んな意味で非常に
良かったです。感動もしましたし、興奮もしました。
読んだ後の充実感も最近は全く無かったものでした。


タイトルだけをみて、「戦争の話は嫌」「戦争の本でしょ?」等
思わずに、一度読んで頂きたい一品です。
政治的な背景等は一切書かれておらず、純粋に日本を守ろうと
B29の邀撃に向かったパイロット達の事を知る事ができると思います。
違った視点での戦争を知る事ができるんじゃないかなと・・・。


本の帯には、「私は「B29」26機を墜とした!」と
いかにも自慢しているように書かれていますが、樫出氏は
本文では一度もそういった自慢と受け取れるような発言は
されてません。出版社にはここの部分は是非とも訂正して
欲しい所。


ちなみに「屠龍」は零戦などに比べ、知名度は非常に低いと思うので
少しだけ説明を・・・と思ったのですが、ウィキペディアで詳しく説明
しているので、「屠龍」ってどんなの?と少しでも興味をもたれた方は
一度目を通してみてはいかがでしょう?
こちらから!!





太平洋戦争時のパイロットの人達と話できるのであれば
是非話をしたいのですが、殆どの方が亡くなっているので、
話をする事はもちろん無理なのですが、会話の映像等は
残っていると思うので、機会があれば色々見てみます。
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[ 2008/01/09 01:18 ] 読書関係 | TB(0) | CM(0)
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